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喜多俊之さんのメッセージ

喜多俊之(きた としゆき)さんのメッセージ ヴァグリエの30周年に寄せて、世界的なインダストリアルデザイナー、喜多俊之さんよりお言葉を頂きました。

大阪心斎橋から四ツ橋へ、松尾芭蕉の碑がある百メートルくらいの所に、子安一子さんのヴァグリエのアトリエがある。天平や京の都より前に栄えた都、難波の宮の遺跡迄も近い。その頃も、水の都大阪は、永く人々の生活の中心であった。子安さんは、はんなりとした人で、私はいつも彼女から天平や難波の宮に生きたであろう女性として思いを馳せていた。穏やかな彼女が創るヴァグリエブランドの作品は、 過ぎ去る時間に関係無く、鋭いデザイン、感性を伴って、現代の多くのファンを虜にしている。それを愛用する人達の日常生活に生き続けるのである。ミラノのモンテナポレオーネ通りや、シャンゼリゼのウィンドウ、ベルリンや上海、N.Y.、どこへ行っても人々の共感を得るに違いない。更に、これからも世界ブランドとしてのヴァグリエが、人々に共感を与えるだろう。

喜多俊之 2010年 10月 11日